今回のくれはカフェのテーマは「木津川市発達支援プログラム実現のために 〜どうなってるの?木津川市の放課後等デイサービス〜」
前回カフェの反響が大きかったので、このテーマで4回のシリーズを組むことになりました。
此度も二回に分けてレポートいたします。
前回同様当事者さん母子様をお招きしておりましたが、
当事者さんはご本人からも前の会で説明があったように、
睡眠のコントロールが難しいひがあります。
カフェ当日がその日になってしまったらしく、おやすみして頂きました。
会の始めに
「皆様には申し訳ありませんが、前回のようなしっかりした振る舞いも、今回のようなことも、発達障がいを持つわが子の現実の姿なのです。よろしくご理解を。」
とお母さまからご挨拶がありました。
この日ご参加くださったのは
〇当事者さんのお母さん
〇木津川市に越してきてまだ数か月、障がいのあるお子さんを保育園に預けるにあたり、行政の認定の壁に今まさにぶつかっている若いお母さんとお子さん
〇教職員の立場をよくお分かりの男性
〇放課後等デイサービスもされている事業所経営者の男性
〇ご自身の子育ての経験を活かし、木津川市で障がい者支援相談専門員をされている女性
〇木津川市でもその経験をお持ちで、現在は他市で学童保育の指導員をされていて、また発達障がいを持つ子の母でもある女性
〇学校や教育委員会との信頼関係がズタズタになってしまった、発達障がい児を子育て中のお母さん
〇こどもに発達障がいがあり、京都府発達障害支援センターはばたき(http://ksj.or.jp/facility/fa07hatt/)
に通っているが、期間が限られていることに不安のあるお母さん
様々の立場の方にご参加頂き、自然と濃密なお話の飛び交うカフェとなりました。
時間の過ぎるのが早かったです。
発達障がいの子を預けて勤めに出たいと思ったら、日中一時支援を受けるように言われたが、木津川市には現状として、その受け皿となる事業所がないなど、
現在の木津川市における矛盾点や、
また、保育園入園手続きは、まず支援の必要な子から始める方法、障がい者福祉専門職員の採用試験の仕方など、
他市のやり方を見ていて、すぐに取り入れられそうな事柄などが浮かび上がってきました。
問題の解決に職員個人の資質が大きく関わること。
なるべくその差を少なくするために、行政側内での情報共有と、障がい児それぞれのケースに市の提供するサービスをコーディネートする部署がむだなく機能する仕組みを作れば、解決できることはたくさんあるということ。
発達障がい児への支援プログラムを充実させることは、健常児への教育プログラムも豊かにするはずであること。
子育て応援をうたう木津川市だからこそ、今一度、じっくり向き合うべきと、メンバーみんなで頷きあったのでした。
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